豊栄堂染工場では主に下記の手法で染めています。

同じく伝統的な染色技法で型を使わず
フリーハンドで防染糊を生地に付け色に
よって染め分ける方法

伝統的な染色技法で型を使って防染糊を
生地に付け色によって染め分ける方法

神社幟や神社仏閣の幕は濃い青の紺色が用いられることがよくあります。
この紺色には昔はベレンス染料が用いられてきました。
しかし、ベレンス染料で染めるには手間がかかるのと入手が困難になってきている為
ベレンス染料で染める染物屋は全国的に見ても数件です。
弊社では神社幟や神社仏閣の幕は未だにベレンス染料で染めています。
昔ながらの染料と染め方を続けることは染め文化を守ることに繋がり
そして何より、染め上がった時の青々としたベレンスの色に魅せられているからです。